哲学・思想

哲学・思想

弟のクイントゥス、昔の記憶をしばしば甦らせ、あれこれ思いを巡らせるにつけ、わが国家が繁栄のきわみを迎える中、自らは名誉ある公職につき、しかも栄えある功績をあげて華々しく活躍しながら、公務にあっては危険につきまとわれることもなく、私の閑暇にあっては威厳を失うこともない、そのような人生の道程を辿ることのできた昔の人々はつくづく幸福であったとわたしには思われる。

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